男性の4割強がメタボリック・シンドローム該当者と予備軍 2007/06/01 (Fri)

インフォプラントは健康に関する意識調査の結果を発表した。メタボリック・シンドローム（内臓脂肪症候群）に当てはまるか自己診断してもらったところ、男性は該当者が12.4％、予備軍の条件に当てはまる人が30.5％で、両者を合わせた割合が全体の4割強を占めたという。女性は該当者が3.1％、予備軍の条件に当てはまる人が14.9％で、男性を大幅に下回った。

同社によると、メタボリック・シンドロームに該当するのは血中脂質、血圧、血糖の2つ以上で基準値を超え、ウエストが男性85cm以上、女性90cm以上の場合。血中脂質、血圧、血糖の基準値を1つ超えている場合は予備軍と見なされる。

普段どれくらいの頻度でお酒を飲むか尋ねたところ、該当者の34.5％は「ほぼ毎日」と回答した。「週4回以上」を合わせると44.0％に達した。一方、非該当者では「週3日以下」が49.8％とほぼ半数を占め、「お酒は飲まない」が24.3％など、飲酒頻度が比較的少ない傾向にあることが分かった。

健康のために意識すべきと思うことを尋ねると（複数回答）、「バランスの良い食事」が81.0％と最多だった。続いて「十分な睡眠」（75.5％）や「日常的な運動・身体活動」（65.1％）が挙げられた。

普段の食生活について尋ねたところ、「心がけている」と「まあ心がけている」を合わせた割合が最も高かった項目は「意識的に野菜を食べること」（84.3％）だった。「朝食を食べること」（83.5％）や「1日3食摂ること」（80.7％）を挙げる人も多かった。

現在、サプリメント（ドリンク・ゼリーなども含む）を摂取しているか尋ねると「毎日摂取している」は24.7％だった。定期、不定期を問わず摂取している回答者の合計は62.9％に達した。また、サプリメント摂取者に摂取している成分聞くと（複数回答）、「ビタミンC」（36.3％）、「マルチビタミン」（28.7％）、「黒酢」（20.7％）の順に多かった。

日経BP

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